琉球の細道。

２月のある夜の出来事。

所用で関西行く時、用事済ますと自然と足が向く大阪西成区あいりん地区。

所謂ドヤ（宿）街。

観光地行くよりこういう場所が気になるオジサン。

あべのハルカス近郊。

一本通りを隔てると通天閣。

豊さと貧困が背中合わせに混在。

人の価値は富と名声の有無で計るのか？

この地の住人より自分は偉い！

そう自信もって言える立派な人生送ったわけでもない。

宿は結構あります。
試しにその中の一軒に入って一言。
「部屋ありますか？」
二月の寒空の下この地に似合う？無精ひげ伸びたオジサンの問い。

「１４００円が空いてるけど、大丈夫？」
受け付けのオバサマはそう答えた。
払えるか？心配で念押ししたようです。

何事も経験のうち、泊っても良かったのだが。
散策するうちに通天閣まで来てしまい、疲れもあって東横インに飛び込む。