2017年05月09日
ゴールデンウィークは旅の空の下。
久しぶりの投稿になります。
連休を利用して四国お遍路と、高野山参りに行ってました。
そうでした家族と合流して旅行もしました。
話が長いので分けて書きます。
めったに行けないから、あれもこれもの欲張り旅行です。
今回は前半3日が自転車と徒歩の寺巡り一人旅。
後半3日は関空で家族と合流、自転車はそのまま関空に保管して関西旅行の計6日間。
5月初日、まだ夜が明けぬ中、那覇空港向け荷物満載の自転車が走る。
ここで家族が送るのが理想で普通かも、しかし皆寝てる。
見送りは猫だけでした。
30㎞走りまだロビーのドアすら開かぬ時間に到着。

空港前で自転車を分解綸行袋に詰める。
ロビーは07:00時に開きます。
前の女性が相方なら、さぞ楽しい旅路になったろうに。

妄想も瞬く間に関空バス乗り場。

阿波の国鳴門までバス綸行。
ナゼか2時間半の車内の記憶がほとんど無い。
お疲れでウトウトしていたか?

高速鳴門バス停、思い出したように腹減った。
思えば昨日仕事から帰り準備に追われ、寝たのも遅く寝過ごすといけないからと、目が覚めた03:00時からそのまま起きてました。

バス停といえ本線横で自転車組み立てる。行き交う車窓から熱い(好奇)視線を感じます。

高速下はバス停と観光案内所のようです。
鳴門といえば渦潮、見学したいとこですがまたの機会にします。

トイレのみ拝借して高徳線坂東駅目指します。
iPhoneに有料サイクルナビをインストール、ハンドルホルダーに着けてます、この先も毎回ルート呼び込みしました。
過去にもナビにずいぶんと助けられました。また歩行にも使えるので大阪でも活躍。
車のナビと違い高速誘導はなく、どうかすると徒歩可能なら田んぼのあぜ道まで案内します。
空腹では脚も回らず、途中のコンビニで軽く昼食。
自転車の外人さん二人が休憩中の大型トラックに声かけてます。
KYかTKだか行き先きらしき文字を書いた段ボール紙を持ってます。ヒッチハイクで自転車込みだと難しいと思うのですが・・・。
そうでした自分も人の心配してる場合ではありません。
ナビは坂東駅まで18㎞と表示してます、事前調査では8㎞だったような?
意外に遠く感じた坂東駅に到着後、自転車に鍵かけます。

そうです今回は歩き遍路、それも1番~9番限定。
一昨年の初遍路で1~9まで、昨年は二回に分け残りを周りました。
昨年から各札所で散華シールの配布が始まりました。
これが5月いっぱい、10~88は持ってます。1~9番分を貰う旅路でもあります。
持ってきた白衣羽織り菅傘被り、600m離れた一番札所霊山寺に向かいます。
駅を出てすぐの所で、「お遍路さん」と声かけられ、いきなりお菓子とお茶のお接待。
これは幸先よいぞ!気を良くして一番札所まで足取りも軽く。
霊山寺門前町。この先が山門。

半年ぶりの霊山寺売店で金剛杖を買います。歩き以外では荷物になるのでこれまで持っていませんでした。
ここで散華を張る台紙を買おうとすると、生憎切らしているとか。
店のアドバイスもあり、お遍路本部でもある香川の善通寺に電話して自宅に発送してもらいました。
ちなみの台紙だけで3,000円もします。お遍路何かと鳴り物入りです。
本堂、太子堂で一通りの作法を終え二番札所極楽寺へ向かいます。
これまでの3回は自転車、オートバイ、レンタカーと空海の頃にはなかった手段で周った。
結願後も達成感がなく。思えば限られた時間の中、納経という名のスタンプラリーをしている自分がいました。
その反省を踏まえ歩きお遍路に挑戦します。全長1.400㎞とも言われ40日から50日はかかるそうです。毎回数日の休みを利用しても数年要するでしょう。乗り物はダメで歩きは偉いと言う事もないのですが、一度結願して得た悟りとでも言いましょうか、そうだ歩こうと思えるようになりました。
その初日、これまでは舗装路中心でしたが、歩きとなると昔の遍路路も楽しみです。
この日は3番札所まで一往復、寺本来のご本尊を祀る本堂、空海の太子堂各々でお経読経、納め札にお賽銭。これらをして坂東駅まで戻ります。

10㎞は歩いたでしょうか
終電が去るの待ちベンチで野宿。
今回野宿はここのみ、寝袋だけ持参。
経費の問題ではなく一番札所最寄り駅野宿に憧れていたのです。
この駅で泊まる遍路さんも多いと聞きました。確かに休めるよう配慮されているようです。

ビール片手に過ごす時間。

お遍路は人それぞれ理由はあろうかと思います。自分はお寺と仏像が好きで周ってます。同時に非日常空間でもあります。
まだ体力と気力が許す内は可能な苦行は経験します。
蚊には何度か起こされましたが、お四国の人は駅泊のお遍路さんに慣れているので特に何事もなく朝を迎える。
3人の女性が掃除してました。発心の道場阿波徳島、この駅から長い旅路が始まる人も多いと思います。
そんな始まりの駅、地域の気配り。

とりあえずこれぐらいにします。続きはまた今度。
連休を利用して四国お遍路と、高野山参りに行ってました。
そうでした家族と合流して旅行もしました。
話が長いので分けて書きます。
めったに行けないから、あれもこれもの欲張り旅行です。
今回は前半3日が自転車と徒歩の寺巡り一人旅。
後半3日は関空で家族と合流、自転車はそのまま関空に保管して関西旅行の計6日間。
5月初日、まだ夜が明けぬ中、那覇空港向け荷物満載の自転車が走る。
ここで家族が送るのが理想で普通かも、しかし皆寝てる。
見送りは猫だけでした。
30㎞走りまだロビーのドアすら開かぬ時間に到着。
空港前で自転車を分解綸行袋に詰める。
ロビーは07:00時に開きます。
前の女性が相方なら、さぞ楽しい旅路になったろうに。
妄想も瞬く間に関空バス乗り場。
阿波の国鳴門までバス綸行。
ナゼか2時間半の車内の記憶がほとんど無い。
お疲れでウトウトしていたか?
高速鳴門バス停、思い出したように腹減った。
思えば昨日仕事から帰り準備に追われ、寝たのも遅く寝過ごすといけないからと、目が覚めた03:00時からそのまま起きてました。
バス停といえ本線横で自転車組み立てる。行き交う車窓から熱い(好奇)視線を感じます。
高速下はバス停と観光案内所のようです。
鳴門といえば渦潮、見学したいとこですがまたの機会にします。
トイレのみ拝借して高徳線坂東駅目指します。
iPhoneに有料サイクルナビをインストール、ハンドルホルダーに着けてます、この先も毎回ルート呼び込みしました。
過去にもナビにずいぶんと助けられました。また歩行にも使えるので大阪でも活躍。
車のナビと違い高速誘導はなく、どうかすると徒歩可能なら田んぼのあぜ道まで案内します。
空腹では脚も回らず、途中のコンビニで軽く昼食。
自転車の外人さん二人が休憩中の大型トラックに声かけてます。
KYかTKだか行き先きらしき文字を書いた段ボール紙を持ってます。ヒッチハイクで自転車込みだと難しいと思うのですが・・・。
そうでした自分も人の心配してる場合ではありません。
ナビは坂東駅まで18㎞と表示してます、事前調査では8㎞だったような?
意外に遠く感じた坂東駅に到着後、自転車に鍵かけます。
そうです今回は歩き遍路、それも1番~9番限定。
一昨年の初遍路で1~9まで、昨年は二回に分け残りを周りました。
昨年から各札所で散華シールの配布が始まりました。
これが5月いっぱい、10~88は持ってます。1~9番分を貰う旅路でもあります。
持ってきた白衣羽織り菅傘被り、600m離れた一番札所霊山寺に向かいます。
駅を出てすぐの所で、「お遍路さん」と声かけられ、いきなりお菓子とお茶のお接待。
これは幸先よいぞ!気を良くして一番札所まで足取りも軽く。
霊山寺門前町。この先が山門。

半年ぶりの霊山寺売店で金剛杖を買います。歩き以外では荷物になるのでこれまで持っていませんでした。
ここで散華を張る台紙を買おうとすると、生憎切らしているとか。
店のアドバイスもあり、お遍路本部でもある香川の善通寺に電話して自宅に発送してもらいました。
ちなみの台紙だけで3,000円もします。お遍路何かと鳴り物入りです。
本堂、太子堂で一通りの作法を終え二番札所極楽寺へ向かいます。
これまでの3回は自転車、オートバイ、レンタカーと空海の頃にはなかった手段で周った。
結願後も達成感がなく。思えば限られた時間の中、納経という名のスタンプラリーをしている自分がいました。
その反省を踏まえ歩きお遍路に挑戦します。全長1.400㎞とも言われ40日から50日はかかるそうです。毎回数日の休みを利用しても数年要するでしょう。乗り物はダメで歩きは偉いと言う事もないのですが、一度結願して得た悟りとでも言いましょうか、そうだ歩こうと思えるようになりました。
その初日、これまでは舗装路中心でしたが、歩きとなると昔の遍路路も楽しみです。
この日は3番札所まで一往復、寺本来のご本尊を祀る本堂、空海の太子堂各々でお経読経、納め札にお賽銭。これらをして坂東駅まで戻ります。
10㎞は歩いたでしょうか
終電が去るの待ちベンチで野宿。
今回野宿はここのみ、寝袋だけ持参。
経費の問題ではなく一番札所最寄り駅野宿に憧れていたのです。
この駅で泊まる遍路さんも多いと聞きました。確かに休めるよう配慮されているようです。
ビール片手に過ごす時間。

お遍路は人それぞれ理由はあろうかと思います。自分はお寺と仏像が好きで周ってます。同時に非日常空間でもあります。
まだ体力と気力が許す内は可能な苦行は経験します。
蚊には何度か起こされましたが、お四国の人は駅泊のお遍路さんに慣れているので特に何事もなく朝を迎える。
3人の女性が掃除してました。発心の道場阿波徳島、この駅から長い旅路が始まる人も多いと思います。
そんな始まりの駅、地域の気配り。
とりあえずこれぐらいにします。続きはまた今度。
この記事へのコメント
おぉーこんなかんじで回ったのですね。
沖縄からだと飛行機必須なので遠さが増しますね。
福岡からでも遠いと思うのに・・・
私は次はマイカブで回りたいです(^^)
沖縄からだと飛行機必須なので遠さが増しますね。
福岡からでも遠いと思うのに・・・
私は次はマイカブで回りたいです(^^)
Posted by ゆー at 2017年05月12日 17:35
ゆーさん
檀家制度もなく、お寺が生活に身近でない沖縄では、お遍路に行くとか行って来たと人に言うと、何かあった?と勘繰られます。何もなくお寺と仏像好きが高じての旅ですが笑えないお話です。
今回は初日1~3、二日目に4~9、火災で本堂が消失したと聞き、これは行かずんばなるまいと、別格2番童学寺まで42㎞歩きました。童学寺ではお賽銭以外に納経所で些少の再建費用を託してきました。
実は寺の前に着いた時ショックを受けました。外からも分る焼けたままの本堂もですが、山門手前の竜宮城のような白い門に、これでもかという無数の落書きがあり、焼けた本堂とダブルでショックを受けました。今だ誰がナゼという思いが消えません。心ある人では出来ない行為です。
檀家制度もなく、お寺が生活に身近でない沖縄では、お遍路に行くとか行って来たと人に言うと、何かあった?と勘繰られます。何もなくお寺と仏像好きが高じての旅ですが笑えないお話です。
今回は初日1~3、二日目に4~9、火災で本堂が消失したと聞き、これは行かずんばなるまいと、別格2番童学寺まで42㎞歩きました。童学寺ではお賽銭以外に納経所で些少の再建費用を託してきました。
実は寺の前に着いた時ショックを受けました。外からも分る焼けたままの本堂もですが、山門手前の竜宮城のような白い門に、これでもかという無数の落書きがあり、焼けた本堂とダブルでショックを受けました。今だ誰がナゼという思いが消えません。心ある人では出来ない行為です。
Posted by BMI28
at 2017年05月12日 19:05

その落書き、火事関係なく
けっこう昔からじゃないですかね?
壁を見ると落書きする輩ってどこにでもいますからね(--;)
塗り直さないのでお寺も諦め?なのではないでしょうか・・・
けっこう昔からじゃないですかね?
壁を見ると落書きする輩ってどこにでもいますからね(--;)
塗り直さないのでお寺も諦め?なのではないでしょうか・・・
Posted by ゆー at 2017年05月13日 16:02
自分も火災とは関係ないと思います。
それまでのお寺で経験なく余計ショックでした。壁から天井までビッシリは流石に異常だと思った次第です。
ところで自分も本来はバイク人間でお遍路に限らずブイブイ行きたいのですが、如何せん例えば大阪にクロスカブ無人航送だと片道14,000円です。
そのうち大型バイクでお遍路行きたいのが本音です。
それまでのお寺で経験なく余計ショックでした。壁から天井までビッシリは流石に異常だと思った次第です。
ところで自分も本来はバイク人間でお遍路に限らずブイブイ行きたいのですが、如何せん例えば大阪にクロスカブ無人航送だと片道14,000円です。
そのうち大型バイクでお遍路行きたいのが本音です。
Posted by BMI28
at 2017年05月13日 20:07
